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院長ブログ

子供がサッカーをやっていますが矯正治療は、支障はないでしょうか?

2018年07月09日

東京護国寺駅の歯医者さん、ミューズ矯正歯科です。
今回のテーマは「矯正治療中のスポーツ」です。
子供の小児矯正を検討している親御さんから、次のような質問をよく受けます。

「子供がスポーツをしていますが、矯正治療に支障はないですか?」
…確かに、矯正装置を装着している場合は口の中のケガに注意しなければならないですから、
その点で考えればスポーツは大きな支障があるように思えるでしょう。

そこで、ここでは矯正治療中のスポーツについて説明していきます。

矯正治療中でもスポーツは可能

厳密に言えば、矯正治療をしていることでの日常生活における制限は特にありません。
ただし、格闘技など強い衝撃を受けるスポーツは控えるべきと言われています。
これは矯正装置を装着していることで、衝撃によって口の中をケガしてしまう危険性があるからです。

と言うことは、例え矯正治療中でも矯正装置を装着していない状態なら、何の問題もないことになります。
さて、今回は「子供がサッカーをしている」がキーワードになっていますが、
結論から言うと矯正治療において全く支障はありません。

なぜなら子供の矯正…すなわち小児矯正の場合は取り外し式の矯正装置を使用するのが主だからです。
自分で取り外しできるため、サッカー中に外しておけば危険性は一切なくなりますし、
もちろんサッカーに限らず野球やバレーボールだとしても同じことが言えます。

スポーツと矯正治療

小児矯正に限らず、スポーツをするならむしろ矯正治療をした方が良いとも言われています。
趣味の範囲でスポーツを楽しむ場合はともかく、
本格的にスポーツをするとなると矯正治療を行うことで3つのメリットがあるからです。

メリット1. 力を発揮しやすい

多くの人は瞬間的に力を入れる時に歯を食いしばります。野球のピッチャーなどはその典型的な例でしょう。
正常な歯並びで噛み合わせもきちんと合っていれば、食いしばった時に発揮できる力も大きくなります。

メリット2. 身体のバランスが整う

歯並びが悪いと噛み合わせが悪く、噛み合わせが悪いと顎が変形して全身のバランスの歪みに繋がります。
つまり矯正治療で歯並びを改善することは、身体のバランスを整える効果があるのです。

メリット3. 消化能力が向上する

歯並びを改善すれば噛み合わせが良くなるため、「噛む力」と「すりつぶす力」が向上します。
これによって食べたものが細かく粉砕され、胃や腸に負担を掛けることなく栄養を摂取できます。

…国内国外問わず、多くの一流のスポーツ選手達が矯正治療を行っています。
矯正治療は審美目的の治療であることは確かですが、治療によって得られることはそれだけではなく、
スポーツをしている人にとってプラスとなることがいくつもあるのです。

矯正装置の種類に注意

矯正治療のスポーツに問題がないことは、矯正装置を外してスポーツを行うことが前提となっています。
このため、小児矯正で使用する取り外し式の矯正装置やマウスピース矯正なら問題ありません。
しかしワイヤー矯正となると話は別で、この場合は動きの激しいスポーツは控えた方が良いでしょう。

スポーツ自体は可能ですが、動きが激しいスポーツだと身体同士がぶつかる機会があり、
ワイヤー矯正の場合はその衝撃によって口の中を切ってしまうからです。
「矯正治療中にスポーツすることは問題ない」と一言で捉えてしまうではなく、
あくまでそれは問題のない仕様の矯正装置を使用するからこそ言えることなのだと考えてください。

矯正治療の最適な時期

子供がスポーツをしている場合、親御さんは矯正治療を始めるタイミングで悩むかもしれません。
しかし取り外し式の矯正装置ならスポーツをしても問題ないですし、
何より矯正治療の最適な時期としては大人になってからよりも、子供の時に行った方が良いと言われています。

具体的には永久歯に生え変わる6歳~10歳くらいの時期で、
完全に永久歯に生え変わってしまうとスペース作りのための抜歯が必要になる可能性が高くなってしまいます。
一方乳歯段階であれば、矯正器具を使用することで非抜歯にてスペースを作ることが可能です。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、矯正治療中のスポーツについてまとめます。

1. 矯正治療中でもスポーツは可能 :取り外し式の矯正装置ならスポーツ中に外せるので問題ない
2. スポーツと矯正治療 :スポーツをする人が矯正治療をすると「力を発揮しやすい」などのメリットがある
3. 矯正装置の種類に注意 :スポーツしても問題ないのは、取り外し式の矯正装置を使用してこそ言える
4. 矯正治療の最適な時期 :永久歯に生え変わる6歳~10歳くらいまでの時期が最適

これら4つのことから、矯正治療中のスポーツについて分かります。
ワイヤー矯正をしてしまうと、矯正治療中のスポーツは口の中をケガする危険性が高まります。
しかし取り外し式の矯正装置を使用することで問題は解決するため、
スポーツをしている人や子供がスポーツをしている親御さんはその旨を歯科医に伝えてください。