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院長ブログ

小児矯正において、1回の診療時間はどのくらいですか?

2018年06月08日

東京護国寺駅の歯医者さん、ミューズ矯正歯科です。
今回のテーマは「小児矯正における1回の診療時間」です。
小児矯正は治療を受ける子供だけでなく、親にも様々な負担が掛かります。

費用はもちろんですし、定期的な通院もまた親にとって負担と言えるでしょう。
とは言え、小児矯正を行うからには通院は欠かせないためこれを省くことはできません。
そこで気になるのが時間…つまり小児矯正における1回の診療時間の長さです。

小児矯正の診療時間

小児矯正の診療時間は矯正装置の種類、さらに診療内容によって異なります。
例えば矯正装置の調整が目的となる診療においては、
取り外し式のタイプやマウスピース矯正の場合は15分ほどの診療ですむでしょう。

一方で表側矯正や裏側矯正の場合、矯正装置の装着を目的とした診療では60分ほどの診療になります。
さらに、使用しているワイヤーの調節を目的とした診療では30分ほどの診療になります。
このため一概に診療時間を断言できませんが、およそ30分を目安に考えておくと良いでしょう。

小児矯正の治療期間

診療時間とは1回の診療に掛かる時間ですが、
それだけでなく通院の期間…すなわちトータルの治療期間も気になると思います。
そこで小児矯正の治療期間をお答えすると、一般的には3年~5年ほどになります。

ただしこれはあくまで目安程度として参考にしてください。実際にはこれより長くなるケースもあり、
例えば歯並びの状態によっては永久歯が生えそろった後も矯正治療の継続が必要になることがあります。
また、子供が矯正治療に対して非協力的だと治療期間が長引いてしまいます。

小児矯正のメリット

矯正治療は大人になってからでも行えるため、
診療時間や治療期間から判断して大人になってから本人が行えば良いと判断する親もいるかもしれません。
しかし本人のことを考えれば、大人になってからよりも子供の時に小児矯正を行った方が良いのです。
そこで、小児矯正を行うことのメリットについて説明します。

大人になってから歯の見た目で悩まない

歯の審美性を気にするのは子供よりも大人です。
小児矯正で子供の頃に歯並びを改善しておけば、大人になってから歯並びで悩むことがなくなります。

歯が動きやすい

子供は骨がやわらかく、そのため矯正治療で歯が動きやすくなっています。
小児矯正が大人の矯正治療に比べて治療期間が短いと言われているのはそれが理由です。

痛みが小さい

小児矯正は大人の矯正治療に比べて歯が動きやすくなっており、
そのため矯正治療中の歯を動かす痛みが小さくてすみます。

抜歯しなくてすむ可能性が高い

大人の矯正治療ではほぼ確実に抜歯が必要になりますが、
子供の場合は非抜歯…つまり抜歯せずに矯正治療できる可能性が高くなります。

虫歯になりにくくなる

子供は歯磨きの技術が未熟なため、大人に比べて虫歯になるリスクが高くなっています。
しかし歯並びを改善すれば歯磨きがしやすくなり、歯並びが悪い状態に比べて虫歯になりにくくなります。

小児矯正の矯正装置

大人の矯正治療では矯正装置に種類があり、最近ではマウスピースが人気です。
こうした矯正装置の種類は小児矯正においてもいくつか存在します。
ただし取り扱っている矯正装置の種類は歯科医院ごとで異なるため、その点だけ注意してください。

拡大床

歯列の横幅を広げる、もしくは歯の移動を目的とした矯正装置です。
拡大床にはネジをついており、このネジを回すことで歯列や顎を動かせます。
取り外しも可能ため外出時に周囲の目を気にする必要がなく、歯磨きや食事における不自由さもありません。

FKO

「エフケーオー」と読みがちですが正しくは「エフカーオー」と読みます。
受け口や出っ歯の改善を目的とした矯正装置で、1日10時間以上の装着が必要です。
ただし就寝中の装着も可能なため、そうすれば日常生活で長時間装着しなくても良くなります。

リンガルアーチ

受け口の改善、さらには永久歯が生えるスペースを作るのが目的の矯正装置です。
矯正装置を外すことができないため一見不自由に思えますが、その分高い効果が期待できます。
さらに微調整が簡単なため、調整時の診療時間が短くてすみます。

まとめ

いかがでしたか?
最後に、小児矯正における1回の診療時間についてまとめます。

1. 小児矯正の診療時間 :診療内容などで異なるが、およそ30分を目安にしておくと良い
2. 小児矯正の治療期間 :一般的に3年~5年ほどだが、歯並びの状態などで長引くこともある
3. 小児矯正のメリット :大人になってから歯の見た目で悩まない、歯が動きやすいなど
4. 小児矯正の矯正装置 :拡大床、FKO、リンガルアーチなど

これら4つのことから、小児矯正における1回の診療時間について分かります。
診療時間はおよそ30分が目安となり、この点については時間が大幅にズレることはありません。
ただし治療期間についてはズレることがあり、特に小児矯正は明確な治療期間を断言できません。
治療期間は歯並びの状態によっても異なるため、
治療期間が異なる人は一度歯科医院に行って診てもらい、治療期間を相談してみると良いでしょう。