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院長ブログ

歯列矯正は大人になってからでもできますか?

2017年09月01日

東京護国寺駅の歯医者さん、ミューズ矯正歯科です。
今回のテーマは「歯列矯正は大人になってからでもできるのか」です。
子供に歯列矯正を受けさせる親御さんは多いですが、
逆に歯列矯正をしている親御さんというのはあまり見かけることがありません。

そこで疑問となるのが、歯列矯正は大人になってからでもできるのかということです。
また、例えできたとしても充分な効果が得られなければ大人が歯列矯正をする意味はないですし、
その点も含めて大人の歯列矯正についてお話ししていきます。

 大人の歯列矯正について

結論から言うと、歯列矯正は大人になってからでもすることが可能です。
ではなぜ子供の時に歯列矯正をする方が多いのか?…それは単に子供と大人の歯列矯正を比較すれば、
子供の時に歯列矯正をした方が良いとされているからです。
逆に言えば、大人の歯列矯正は可能ではあるものの子供の場合と比べて以下のデメリットがあるのです。

抜歯が必要になる

子供の歯列矯正でも抜歯が必要になる可能性はありますが、抜歯せずにできることもあります。
一方大人の歯列矯正ではまず確実に抜歯が必要となってしまいます。

治療期間が長く、後戻りも起こりやすい

成長しきった大人の歯は子供の歯に比べて動きにくく、その動きにくいが歯列矯正に影響してきます。
動きにくい分歯列矯正に時間が掛かりますし、矯正後の後戻りも起こりやすいのです。

お口の健康状態の問題

大人と子供のお口の健康状態を比較すると、年齢的に大人の方が不健康であることが多いです。
歯周病、失った歯があるなど、こうした場合は歯周病治療や失った歯への対処が優先されるため、
大人の場合はすんなりとスムーズに歯列矯正の治療がスタートできないことがあるのです。

…こうした理由から歯列矯正をするなら子供の時にするべきとされていますが、
だからと言って大人になってからできないというわけではなく、大人でも歯列矯正は可能です。

 矯正装置について

大人で歯列矯正を考えている方は治療ができるかどうかはともかく、矯正装置の装着が気になるところです。
子供なら何も考えずに矯正装置を装着するでしょうが、
見た目を気にする大人にとって金属のブラケットの装着はどうしても抵抗があるからです。

最も、そんな患者さんの心理を歯科医も理解し、そのため矯正装置にいくつかの種類が用意されています。
ブラケットにしても金属ではなく目立たないプラスチック製のものがありますし、
自分で取り外し可能なマウスピースタイプの矯正装置もあるのです。

このように目立たない矯正装置があるため、歯列矯正中の見た目の悪さの問題は幾分か改善されています。
ただし、取り扱っている矯正装置は歯科医院ごとで異なりますし、
同じマウスピースタイプにしても種類があるため、その点は治療を受ける歯科医院に確認が必要です。

歯列矯正のタイミングについて

子供の歯列矯正については、何かと治療のタイミングが話題になります。
事実、「どのタイミングで歯列矯正をすれば良いのか?」をテーマにした説明は、
多くの歯科医院のWEBサイトでなされています。

一方大人の歯列矯正のタイミングですが、一言で説明すればタイミングを考える必要はありません。
子供の歯列矯正のタイミングが重要なのは顎の骨や永久歯の発育状況が関係しているからで、
大人の場合はいずれも成長を終えているため、極端に言えば歯列矯正したい時にすれば良いのです。

大人になってから歯列矯正するメリット

大人の歯列矯正は、人によっては今更…と思うかもしれません。
しかし、子供も大人も関係なく歯列矯正にはメリットが多々あります。
見た目の改善はもちろん、それ以外にも虫歯や歯周病を予防しやすくなるメリットがあります。

これは、歯並びが良くなれば歯磨きもしやすくなり、より効率よくプラークを除去できるからです。
また、見た目の改善においても効果は高く、歯列矯正することで自分の笑顔に自信が持てるようになり、
そうなれば人との会話に引け目を感じずコンプレックスの解消にもつながります。

さらに歯列矯正によって噛み合わせの悪さが改善されれば、
それが原因で起こっていた腰痛、頭痛、肩こりも解消されるのです。

まとめ

いかがでしたか? 最後に、歯列矯正は大人になってからでもできるのかについてまとめます。

1. 大人の歯列矯正について :可能だが、「治療期間が長くなる」や「後戻りしやすい」などのデメリットはある
2. 矯正装置について :目立たない矯正装置もいくつかあるため、歯列矯正中の見た目の悪さは心配ない
3. 歯列矯正のタイミングについて :既に顎の骨や永久歯が成長を終えているため、したい時にすれば良い
4. 大人になってから歯列矯正するメリット :「虫歯や歯周病を予防しやすくなる」、「噛み合わせの改善」など

これら4つのことから、歯列矯正は大人になってからでもできるのかが分かります。
まとめると、歯列矯正をするなら子供の時に行った方が良いものの、大人でも歯列矯正は可能です。
このため、歯並びの悪さで悩んでいる大人の方でも問題なく歯列矯正は受けられます。

歯並びの改善は見た目が良くなるだけでなく、結果的にお口の中を健康に導いてくれます。
その意味では、例え見た目が気にならない方でも歯並びが悪ければ、
自分の大切な歯を守るために歯列矯正することをおすすめします。