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管楽器奏者の治療例(2)

トロンボーン奏者(フリーランス)初診時年齢27歳
治療期間1年6か月

患者さんからの感想

管楽器を吹きながら、楽しい矯正生活を送るために一番大切なことは、個人個人の置かれている状況や悩み、希望や目標に合わせて妥協をせずベストな選択を一緒に考えてくださるような先生選びだと思います。実際「ブラケットの厚みなんて、どれもそんなに変わらない」と言われた大学病院もあった中、0.1mmをシビアにとらえ、先生ご自身も管楽器吹きという、これ以上の環境は他にはなかったと思います。なので、私もベストを尽くそうと、歯磨きだけはしっかりしました。私たちにできることと言えば本当にそのくらいです。

しかしこの完璧な環境の中でも、一番大変だったことは、楽器を吹く時の口の筋肉バランスの変化です。歯はだんだんいい方向に変わっていきますが、口の筋肉は今までのバランスが一番いいバランスだと思っているので、アンブシュアの意識を変ええるのにはとても苦労しました。
でも、悪いクセを直すのではなく、これを機会にいいクセを新たにつけようと思い、歯が動くたびにこまめに楽器のレッスンに行き、今できる練習方法など調整しながら吹いてきました。幸い楽器の先生にも恵まれ、とても熱心に一緒に研究してくださったので、矯正前よりも矯正中の方が学ぶことが多かったです。
今でも筋肉バランスについての課題はありますが、確実に以前より音域や技術が広がりました。

気が付けば、矯正をしながら頑張って吹いている学生さんなどのレッスンをする機会も増え、教えるにあたっても引き出しが増えました。
本当にあの時大原先生に出会えて、冷静に背中をおしていただけて良かったです。
歯科の世界でも音楽の世界でも、本当に大切なことは、いかにいい結果を残すかではなく、いかに長く自分の歯と楽器と楽しく付き合っていけるかだと思います。ミューズ矯正歯科にはすばらしい知識と技術と、日々管楽器奏者のために研究してくださる心を持ったホルン吹き・・・歯科の先生がいます。少しでも気になる点があれば、その道のプロに聞いてみましょう。楽器のレベルがいくら練習しても上がらないのは、もしかしたら練習不足のせいだけではないかもしれません。きっと私のように何か道が見えるかもしれません。

矯正をしながらでも管楽器は吹けると言い切って下さった大原先生に感謝です。逆にこんなにいいチャンスに楽器を吹かないなんてありえない!!ミューズ矯正歯科の先生方、本当にありがとうございました。

(治療後に患者さんに書いていただいた感想をそのまま掲載しました。)

ミューズ矯正歯科より

・関西から通院されたフリーのトロンボーン奏者で、講習会で外人の先生に歯並びを直した方がよいと指摘されて矯正を考えるようになったということです。
・関西から月に1回通院されており、私は少しでも短い治療期間で結果が出せるよう頑張りました。小臼歯抜歯症例で左右のずれがあるため、通常ですと治療期間が長くかかるタイプの歯並びでしたが、患者さんの頑張りもあり1年半で矯正治療を終えることができました。
・工夫としては治療期間を短くするためにマルチループを使用しました(写真)。複雑で演奏の障害になりそうなワイヤーですが、適切に調整すれば意外とじゃまになりませんでした。上下の正中がわずかにずれていますが、これを無理に直すと前歯が傾斜することになり楽器演奏には不利になると考え、ずれは残して終了しました。
・前歯が後ろに下がったことで、口唇が閉じやすくなりきれいな口元になり、楽器演奏だけでなく見た目的にも良い結果が得られたと思います。

写真

初診時
治療前

矯正治療中
治療中

矯正治療後
治療後



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