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院長ブログ

矯正装置をつけても、今まで通りの食事はできますか?

2018年02月02日

東京護国寺駅の歯医者さん、ミューズ矯正歯科です。
今回のテーマは「矯正期間中の食生活」です。
矯正は歯科治療の中でも治療期間が長く、平均的なケースでも1年以上掛かります。

さらに歯並びが凸凹している難しい症例の場合は、それ以上の期間が掛かることもあるでしょう。
さて、矯正期間中は基本的に矯正装置をつけたままの状態で生活することになりますが、
矯正装置をつけた状態で普段どおりの食生活を送ることはできるのでしょうか。

1. 矯正期間中の食事制限
矯正期間中は特別な食事制限があるわけではないので、絶対に食べてはいけない食べ物は存在しません。
しかし、食べることによって矯正装置にマイナス影響を与える食べ物もあり、
それを食べることで矯正装置が外れる、破損する、虫歯になるなどのリスクが高まります。
具体的には以下のような食べ物が挙げられます。

2. 濃い色の食べ物は避けた方が良い
濃い色の食べ物が治療に悪影響を及ぼすわけではないのですが、
こうした食べ物が矯正装置に着色してしまうことがあります。
特に、カレーやコーヒーなどは例え歯磨きしても着色を落とせない可能性もあります。

そうなると審美性…つまり見た目に影響が出てきます。
矯正装置が見える上にその矯正装置が着色していては、見た目も悪くなってしまうでしょう。
裏側矯正ならともかく、矯正装置を表側につけている場合は食べ物による着色に注意する必要があります。

3. 固い食べ物は避けた方が良い
矯正期間中にあまり固い物を食べると、矯正装置が破損してしまう可能性があります。
元々矯正装置は期間中、ずっと同じものを使用するわけではありません。
定期的に歯の動きに合わせて矯正装置も交換するため、それを考慮して外せる使用になっています。

このため、固いものを噛むことで矯正装置が外れることがありますし、
仮に外れてしまった場合はその都度歯科医院に行って付け直してもらわなければなりません。
それが手間にもなりますし、破損してしまった場合には手間だけでなく費用にも大きく影響してきます。

4. 糖が含まれた食べ物は避けた方が良い
矯正装置をつけることで歯磨きがしづらくなるため、
矯正期間中は普段の時よりも虫歯になるリスクが高まります。
このため矯正期間中は虫歯に注意する必要がありますし、その意味でも糖の摂取はおすすめできません。

もちろん糖を一切摂取しないのは不可能ですが、飴やチョコなどのお菓子を食べ過ぎないようにしましょう。
矯正期間中に虫歯になった場合も虫歯治療をすること自体は可能ですが、
その間は矯正を中断しなければならないですし、そうなれば治療期間が長引いてしまいます。

5. 矯正装置に挟まる食べ物は避けた方が良い
矯正装置はワイヤーやブラケットなどを使用しており、食べ物が挟まりやすくなっています。
このため、矯正装置に挟まってしまうような食べ物は避けた方が良いでしょう。
具体的にはひき肉や麺類、繊維のある食べ物などが挙げられます。

矯正装置に食べ物が挟まればそれは食べカスとなり、虫歯や歯周病の原因になってしまいます。
また、食べカスが詰まったままの状態であれば口臭を引き起こすことにもなるでしょう。
つまり、矯正装置に挟まる物を食べることで口の中が不衛生になってしまうのです。

6. 食生活を快適に過ごすためには
食生活を不自由なものにしないために、マウスピース矯正を行うという選択肢もあります。
マウスピース矯正は「見えない矯正」と表現されることもあって、審美性の高さが目立つ矯正方法です。
しかしそれだけでなく、食生活を快適に過ごせるというメリットがあります。

なぜならマウスピース矯正の場合、矯正装置であるマウスピースを自分で取り外しできるからです。
基本的にはつけたままになるものの、食事や歯磨きの際に外すことは問題ありません。
それによって食生活の不自由さがなくなり、歯磨きもしやすくなって虫歯や歯周病も予防できるのです。

いかがでしたか?
最後に、矯正期間中の食生活についてまとめます。

1. 矯正期間中の食事制限 :特別な食事制限はないが、矯正装置に悪影響を及ぼす食べ物は存在する
2. 濃い色の食べ物は避けた方が良い :矯正装置に着色して見た目が悪くなってしまうため
3. 固い食べ物は避けた方が良い :矯正装置が外れてしまう、もしくは破損してしまう可能性があるため
4. 糖が含まれた食べ物は避けた方が良い :矯正期間中は普段よりも虫歯になりやすいため
5. 矯正装置に挟まる食べ物は避けた方が良い :食べカスが残ることで虫歯や口臭の原因になるため
6. 食生活を快適に過ごすためには :マウスピース矯正なら食事の時に矯正装置を外すことができる

これら6つのことから、矯正期間中の食生活について分かります。
矯正装置をつけることで食生活が不自由になる点はありますが、
それを無視してしまうと治療期間が長引き、その分費用も高くなってしまいます。
1年ほどの辛抱ですから、避けられる食べ物はできるだけ避けた方が良いでしょう。